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八重歯

八重歯の原因や歯並びを綺麗に矯正する方法を紹介しています。

歯並びが悪くなる原因:八重歯

八重歯は乱杭の一種で、鬼歯、押歯、添歯などとも呼ばれます。かわいらしくきれいに生えている場合、見方によっては八重歯はチャームポイントともなるようです。しかし、欧米では「ドラキュラの歯」、中国では「トラの歯」と呼ばれ、八重歯にマイナスイメージを強く持つ国も少なくありません。また、程度が過ぎると将来的に歯を失うリスクも増します。お仕事などで外国人と接する機会の多い方などには、特に早急に治療されることをおすすめします。八重歯の発生は、歯とあごの大きさのアンバランスに起因します。歯が大きすぎたりあごが小さすぎたりすると歯が生えるためのスペースが不足し、列からはみ出た場所に歯が生えてしまうのです。

また、乳歯が抜ける時期と永久歯が生えるタイミングのズレも八重歯を生み出す要因の1つです。たとえば、虫歯が原因で乳歯が早くに抜けてしまい、永久歯の生える時期まで間があると、乳歯があった場所に隙間ができてしまいます。歯は、隙間があるとその隙間を埋めようとして移動する性質を持っています。そのため後から生えてくる永久歯のスペースが足りなくなり、歯の列からはみ出してしまうのです。

欧米では「ドラキュラの歯」、中国でも「トラの歯」と呼ばれて縁起の悪いものと捉えられているので、国際的なお仕事をされる場合は早急な治療をおすすめします。

八重歯になる原因

八重歯は、上顎の前から3番目に生える犬歯(糸切り歯ともいいます)が、両隣の歯よりも外側に突き出して生えている状態をいいます。犬歯は尖った形をしているため、尖った歯の形が強調され、他の歯が出ている場合よりも目立ちます。

八重歯になる原因には、次のようなことがあります。

1.顎の骨の発達不足

顎の骨が発達していないと、歯が並ぶだけのスペースが狭く、足りなくなるため八重歯になります。もともと日本人は欧米人と比べると顎の骨か小さくなっているため八重歯になりやすい傾向にあるようです。

また顎の発達は、幼少期の食生活にも大きな影響を受けています。顎骨の発達のためには、小さい頃からよく噛んで食べる習慣も大切です。しかし最近はやわらかい食べ物ばかりが好まれ、小学校の給食でも柔らかい白飯やパンを出すようになっています。こうしたやわらかなものでないと子供たちが給食を残してしまうことが理由になっているようですが、顎骨の健全な発達を考えると好ましい状況とは言えません。

2.歯の1本1本が大きい

顎の骨が健康的に、正常に発達した場合でも、歯の1本1本が大きい場合は、歯が並ぶだけのスペースが狭く、足りなくなることは顎の骨の発達不足と同じ状況で八重歯になります。

3.乳犬歯が遅くまで残る(晩期残存乳歯)

乳歯から永久歯への生え変わりは、個人差はありますが中学生の頃にはほぼ完了しますが、それ以降も乳歯が長く存在することがあります。これを乳歯の晩期残存といいます。

犬歯の部分に生えている乳歯を乳犬歯といいますが、この乳犬歯が晩期残存歯になると、永久歯の犬歯は正しい位置に生えなくなります。ほとんどの場合、外側にずれてそのまま八重歯になってしまいます。

4.前歯に過剰歯がある

通常の歯の本数よりも多く多く歯があることを過剰歯といいます。永久歯が生えてこなかったり、歯並びが悪くなったりする原因とされています。

普通の歯は、乳歯が20本、永久歯が28~32本が通常の範囲とされる本数です。永久歯の本数に範囲があるのは、28本の歯に加え、親知らず4本を含めた場合も正常値の範囲内とされるためです。 過剰歯は、30~40人に1人の割合でみられ、1本だけの場合もあれば、複数本の場合もあるようです。

この過剰歯があると、前歯の生えるスペースが足りなくなり犬歯が押し出されるような形で八重歯になります。

5.乳臼歯が早く抜ける

乳歯は、ほぼ前から順番に生えてきます。永久歯は、まず第一大臼歯と下の中切歯がほぼ同時期に生えてきます。そのあとは前の方から順々に生えてきます。個人差はありますが中学生の頃には乳歯がすべて抜け永久歯がそろいます。

乳歯の奥歯は、下から生えてくる永久歯とは形がまるで違い、特に下の奥歯である第一乳臼歯は、どの永久歯とも似ていません。 さらに、歯の大きさにも特徴があり、上の第二乳臼歯は、歯の幅が永久歯より2mm程度大きく、下の第一乳臼歯は1mm、第二乳臼歯は3mmも永久歯より大きくなっています。

このように、乳歯の奥歯は下から生える永久歯よりも大きいため、その後に生えてくる第一大臼歯の生える位置決めに貢献し交換がスムーズに行われるのですが、虫歯などが原因で歯が溶けた場合や、抜歯をしているようなことがあれば、せっかく余裕のある交換スペースが消失することになります。

その結果、犬歯より早く生える奥歯の永久歯が前に移動し、犬歯が生えるはずの隙間を埋めるようなかたちで生えてしまい、八重歯になる可能性が高くなります。

八重歯を矯正するための主な治療方法

  • ワイヤー矯正…
    歯の表面にブラケットという矯正装置を着けてワイヤーを通し、ワイヤーの力でゆっくりと歯を動かして歯の重なりを解消していきます。
    八重歯が目立ってしまっている場合は、八重歯よりも奥にある歯を抜いて、空いたスペースに八重歯を少しずつ移動させます。
  • 裏側矯正…
    ブラケットを歯の内側に装着して、八重歯の矯正治療を行います。歯の表面に装置を付けないので、目立つことなく治療できるメリットがありますが、装着時の違和感が強くなります。
    また表側にブラケットを着ける通常のワイヤー矯正よりも、多くの期間と費用が必要です。
  • マウスピース矯正…
    軽度の八重歯であれば、マウスピース矯正で治療が可能です。ただし、歯を大きく動かす治療には不向きなため、歯を抜くのではなく、削って小さくすることで治療を進めます。

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※参照元:群馬県総務部統計課「群馬県の人口と世帯」https://toukei.pref.gunma.jp/kokusei/data/27kakuhou_gunma.pdf[PDF]