社会人になってから行う矯正治療は、仕事をしながら、もしくは学校や家庭にいながら行うものなので、できるだけ矯正していると知られたくない方も少なくないと思います。
「仕事柄、矯正が見えないようにしたい」「周りにばれてしまうのが恥ずかしい」といった理由から、目立たない矯正器具を選ばれる方もいます。そこで今回は、大人が装着しても目立たない矯正器具について見ていきたいと思います。
審美ブラケットは、それぞれ目立たない色のワイヤーとブラケットを歯に装着する矯正治療方法です。白や透明など、ほとんど目立たない色の「審美ブラケット」を使う方法です。
一般的な金属ブラケットよりも目立たず、ほとんど気にせずに装着することが可能です。ただし歯の表側につけるものなので、よく見ると気づかれる可能性はあります。
職場などで、矯正治療をしていても問題ないけれど目立たないようにしたいといった方におすすめの方法です。
尚、審美ブラケットは様々な不正咬合に対応できるほか、非金属であるため金属アレルギーの方にも対応しています。費用は金属のものに比べてやや高めな印象がありますが、目立たない・アレルギーフリーといった特徴がとても魅力的です。
舌側矯正は裏側矯正という呼び名でもおなじみの矯正方法です。ブラケットとワイヤーをそれぞれ歯の裏側に装着するので、装置は隠れて見えなくなります。
装置はすべて歯の裏側を通るため、笑ったり歯を出したりしても装置が外側から見える心配はありません。表側の装着に比べて手間がかかるため、表側の矯正治療に比べて費用が高額になる点や、医師の技術が求められます。
舌側矯正の最大のメリットは、矯正装置を隠しながら、目立たずに歯並びを直していけるという点です。
矯正治療の実施期間が長引いたとしても、歯の裏側なら人に気づかれる心配がほとんどありません。写真を撮ったり、人と接したり、外出や食事などに行くこともできますし、人前で笑うことも可能です。
大人の矯正治療の場合、子供以上に治療期間が長くなる可能性があります。どの程度矯正治療を施すかにもよりますが、大体1年から3年程度は矯正器具を装着し続けなければならない点に注意が必要です。
表側に装置を付けてしまうと、人前で笑いたくても笑えなかったり、人と接する時に気を遣うといった部分が出てきます。その点、舌側矯正は気兼ねなく人前に出られるため、治療期間を気にせずに装置を付けることが可能です。
マウスピース矯正は、ワイヤーやブラケットなどの矯正器具を装着せず、取り外しが可能なマウスピースを口の中にはめこんで歯並びを直す方法です。
大がかりな装置のようにも思えますが、透明度の高いプラスチックの装置は取り外しが自由にできるので、人前では外し、それ以外のところでは装着するなど使い分けが可能です。仕事中は外しておき、自宅に帰ってから装着して矯正治療を行うこともできます。
マウスピースは一人一人の口の形や歯並びに合わせて作られているので、途中で外れてしまったり、サイズが合わなくなる心配はありません。透明なので見た目には分かりにくく、金属のワイヤーブラケットに比べればずっと目立たないアイテムと言えます。
ワイヤーブラケットの見た目に違和感がある方や、歯への固定器具に抵抗がある方にもおすすめの矯正器具となっています。
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※参照元:群馬県総務部統計課「群馬県の人口と世帯」https://toukei.pref.gunma.jp/kokusei/data/27kakuhou_gunma.pdf[PDF]